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Oracle TimesTen In-Memory Database APIリファレンス・ガイド
リリース7.0
E05170-01
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ttCachePropagateFlagSet

説明

この組込みプロシージャを使用すると、Oracleへの更新の伝播を一時的に停止できます。

アクセス制御

アクセス制御がTimesTenのインスタンスに対して有効である場合、このプロシージャにはWRITE権限が必要です。

構文

ttCachePropagateFlagSet (cacheCommitsOn)

パラメータ

ttCachePropagateFlagSetには、次のパラメータがあります。

パラメータ
データ型
説明
cacheCommitsOn
TT_INTEGER NOT NULL
0を指定すると、更新がOracleに送信されないようにするフラグが設定されます。トランザクションが終了するまで、またはプロシージャが1に設定されるまで、このフラグの設定は変更されません。
1を指定すると、更新はOracleに送信されます。

結果セット

ttCachePropagateFlagSetは結果を返しません。

注意

このプロシージャは、TimesTenのキャッシュ接続機能がサポートされるプラットフォームにおいてのみ使用できます。

このプロシージャを使用する場合、AutoCommitを無効にする必要があります。無効にしない場合は、プロシージャを呼び出した後でトランザクションが終了するため、Oracleへの伝播が再度有効になります。

コミットまたはロールバックの後、伝播フラグはリセットされます。

1つのトランザクションの中でttCachePropagateFlagSetの値が複数回有効になった場合、トランザクションの一部のみがOracleに伝播されます。

ttCachePropagateFlagSetは、FLUSH、LOAD、REFRESH、UNLOADなどのその他のキャッシュ・グループ処理と同じトランザクションで使用できる唯一の組込みプロシージャです。